2014年10月22日、アイチ士業ネットワーク(MF10)主催の勉強会で、「職場のメンタルヘルス対策(弁護士の立場から)」と題して、企業のメンタルヘルス対策についてお話をさせていただきました(会場:愛知県司法書士会館)。
本講義の下敷きとなったのは、小職が2013年5月に執筆した「労働者のメンタルヘルス疾患と休職・復職・解雇の手続」です。当日は、使用者に配慮が求められる労働法上の根拠、労働者のメンタルヘルス対策を怠った場合の企業のリスク、休職・復職・解雇の判定にあたっての注意点のほか、最近の最高裁及び下級審裁判例の動向をフォローし、今後、中小企業はどのようにしてこの問題に対応すべきかという点を中心にお話をさせていただきました。